22課

Q0:

この課で学習する新出語彙を教えてください。

A0:

こちらのページをご覧ください。

 



Q1:

この課で学習する大切な文型は、何ですか。

A1:

1.「~とき」 

2.「~間に」

3.「~と」

の3つが大切な文型です。



Q2:

この課では、どのようなことが話せるようになりますか。

A2:

「ひまなとき、音樂を聞きます」「夏休みの間に、海へ行きたいです」のように、「いつ」「どんなとき」に何をするか、いろいろ話すことができます。

また、「と」を使って「物の使い方」や「道案内」の表現ができます。

 



Q3:

教科書以外に、支援者が用意したほうがいいものがありますか。

 

A3:

二つの文を表す絵カードや「道案内」で使う地図を用意します。

 



Q4:

「とき」「間に」の前の動詞や、形容詞は、どんな形になりますか。そして、練習はどのようにしますか。

 

A4:

「とき」「間に」の前の動詞と「「い形容詞」は普通形になります。 ただし、「な形容詞」「名詞」は普通形の「~だ」

ではなく、「~な/~の」になります。

形容詞、名詞、動詞の絵カードを使って、どんな状況かを説明して、練習します。

また、支援者と学習者が実際に場面をつくって、演じてみるのも楽しいでしょう。

支援者: マルタさんはひまです。何をしますか。

マルタ: 音楽を聞きます。

支援者: ひまなとき、音楽を聞きます。 … など。

 



Q5:

「タクシーを降りるとき」と

「タクシーを降りたとき」

は どのような違いがありますか。

 

A5:

①タクシーを降りるとき、お金を払いました。

(時間的な順序は「お金を払う」→「降りる」です。このときまだ、タクシーの中にいます) 

②タクシーを降りたとき、忘れ物に気がつきました。(時間的な順序は「降りた」→「気がつく」です)

「日本へ来るとき」「日本へ来たとき」も、地図など使って、話し手がどこにいる時のことか示すと、分かりやすいです。

 



Q6:

「V辞書形+と」は どう教えますか。

 

A6:

「と」はある事柄が起こると、必然的に別の事柄が起こることを表します。「このボタンを押すと、きっぷが出ます。」は、券売機の絵を描いたり、

「まっすぐ行って、右に曲がると、学校があります。」は、 地図を使ったりしておしえましょう。



Q7:

この課ではどんな教室活動ができますか。

 

A7:

「こんなとき、どうしますか」と「~はどこですか」を使って いろいろな質問ができます。

「さいふをなくしたとき、どうしますか」

「交番へ届けます」

「地震が起きたとき、どうしますか」

「机の下に入ります」

などと練習します。

「保健所はどこですか」、「区役所はどこですか」は「と」を使って、 「信号を左に曲がるとあります」などと答える練習をします。 これで身近な場所が説明できるようになります。